尾上松緑、藤間勘右衞門の日記

<< October 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

2018.09.20 Thursday

684

今年の自民党総裁選挙

予想以上のいい戦いはしたけれど

やっぱり、石破茂氏じゃ、安倍晋三氏には勝てなかったね

岸田文雄氏も途中で日和って芋引いたし

野田聖子女史の目は恐らく、最初から無かったろうし

当分は“他が居ないから安倍晋三氏”って所だろうね

斯く言う僕も「政権与党は自民党以外には考えられないけれど、安倍晋三氏には結構なアレルギー」って、考えだ

正直、今回、小泉進次郎氏が出馬してたら、圧勝だった気がする

功績はまだ無くても、その代わりにスキャンダルも無くてクリーンだからな

期待感も有るだろうし

清潔感って、物凄く大切なんじゃないかな

所詮、今の政治屋なんて、大概がそんな程度の物

尊敬に値する人なんて、居やしない

田中角栄先生の様な清濁合わせ飲むスケール大きいモンスタークラスのドンか

若しくは、後藤田正晴先生みたいな清廉潔白な義を貫こうとする志士は、自民党にも、他の党にももう、現れないだろうな

だから、当分の我が母国の暗黒にはしばらく目を閉じて、その後の小泉進次郎氏のクリーンさと将来性にひたすら期待

一点買い


20:20 | - | - | - |
2018.09.16 Sunday

683

今日、話を聞いた

残念以外に言葉が出て来ない
先月の津川雅彦さんに続いて、また恩師が
大河ドラマでも、また、その後も、御世話になったな
近頃、御具合いが良くないのは承っていたが、こんな御別れになってしまうとは

最後に御逢いしたのは、お互いが馴染みにしている白金台の蕎麦屋さんで、久し振りの御挨拶をさせて貰った時だったな

思い出は尽きない

生き方から芝居から、沢山の物を背中から学ばせて貰った

小さい筈なのに、後ろから追い掛けてみると、本当に大きな背中なんだ
樹木希林さん
慎んで御悔やみを申し上げる


20:01 | - | - | - |
2018.09.12 Wednesday

682

さて、と

自分の仕事は早めに全て終了

これから、犬達の散歩をしたら、娘と息子の学校が終わるのを待って合流し、劇団四季のミュージカル「キャッツ」を観て来る

恐らく、息子の方は生でミュージカルを観るのは初めてなんじゃないかな

いや、生じゃなくても、ミュージカル自体を観るのが初めてかも知れない

今日は元々、僕が観に行きたくて切符を取っていたのだが、子供達に「君達も行くか」と聞いたら、「観てみたい」と言うので、急遽、切符を追加して観に行くのだ

彼女と彼が望むのなら、時間が許す限り、ブロードウェイでも、ロンドンでも、京劇でも

勿論、東京でも

もっと色々な物を観せてあげたいとは思うのだけれど

事情が事情だけに、先方様が、なかなかね

だから、今日は喜んでくれるといいな

ミュージカルの取っ掛かりには「キャッツ」はキャッチーだし、分かり易いと思うんだよね

僕もアンドリュー・ロイド・ウェバーの作品は好物だし、数年振り

しかも、多少なりともお付き合いの有り、尊敬する役者の一人でもある加藤敬二さんの演出、振り付けで、尚且つ、世代交代の新しい「キャッツ」

「一音落とす者は去れ」

その真意を知らずに勘違いして曲解している者も多いらしいけれども

確かに厳しいが、徹底した、見習いたい程のモットーだ

その心意気まで、役者として、客として、楽しんで来たいね

今日のキャストに期待

友達、出てるかな


15:12 | - | - | - |
2018.09.11 Tuesday

681

先ず、セリーナ・ウィリアムズが行儀良くない

手前の不出来を棚に上げての八つ当たりが発端でありながら、全てが終わった後に、あんな茶番のなし崩し的な後出しじゃん拳のスピーチでヒーローを気取り、自分だけ美味しい所取りの責任逃れとは、卑怯の程も大概に酷過ぎると云う物だ

だったら、黙ってろ

気不味くても、何か言いたくても黙って、殺気立った異常な事態を招いた愚かな己の責任をきっちりと取れ

そして、上からの目線ではなく、第一に彼女が自分のヒステリーと暴挙を謝るべきだ

ふざけろよ

また、そのコーチも、審判も

何より全米女子オープンテニスを観戦に来ていた客も

皆、行儀が悪い

ただ、それだけだ

気持ち悪い事、この上無い

何処の国にも居るのだ

勿論、この日本にも

「ホームなら、集団なら、大勢側なら、何をしても許される」と、頭が悪い分際で頭がいいと勘違いをしている、驕った無礼な輩

大っ嫌いだ

そう云う者達には“何かを観る”、“応援する”と云う資格は無い

これは、僕はそう断言する

そして、元々、ヴィーナス、セリーナのウィリアムズ姉妹は、遥か昔の全盛期の頃から、試合で感情を必要以上に露わにし、威嚇し

「闘争心が全面に出ている」とかって云う綺麗事では済まない振る舞いが多々有った

因って、態度も行儀も至極、悪かった

どれだけ強くても、そう云う選手だからこそまた、嫌いだった


15:00 | - | - | - |
2018.09.11 Tuesday

680

嗚呼

知ったか振りって、世の中で何より一番嫌いだ

何処の世界でもな

頭が悪いのに、それに自分で気が付いていず、頭がいいと勘違いして自惚れている人間は、一層、性質が悪い

分かった顔して、知者振る馬鹿

御大層に能書きばかりを吐き続け、何処かしこでも弁えず、一席打ちたがるだけの輩

一生、その勘違いをし続けて、自分では知らず知らずの恥を垂れ流して生きて行くのだろうな

本当に自分じゃ気付いていないんだろう

逆に、哀れだな

本当に哀れ

僕の人生に関わらないならば、そうやって、どうぞ勝手に生きて行ってくれればいいのだけれど

例え、無意識であるにもせよ、ちょっとでも関わって来ようとするのであれば

本当に、一刻も早く「死ね」と、心の底から思うね

元来が品性下劣なのか

または、生まれながら、先天的に頭が悪いのか

はたまた、早とちりなのか

それとも、玄人振りたいのか

若しくは、季節と天気の所為なのか

下も下のくだらない欲を満たす自己満足しか考えていないから、他に頭を使う事が出来ない

はっきり言えば御粗末以外の何物でもない

可哀想に

憐れこの上無い

最早、同情すらする気にもならない

いや、所詮は他人

他人のする事、言う事等、犬の糞みたいな物だからな

自分以外の人間に何かを求める方が間違っていた

他人に期待するのが無駄


14:33 | - | - | - |
2018.09.08 Saturday

679

最悪だ

昨日の公演が終わって、家に帰って来て、稽古を終わらせ、犬達の散歩を済ませた後に、とうとうガラケーが限界を迎えて壊れた事に気が付いた

どう壊れたかと云うと、画面が昔懐かしいTVの砂嵐の様に全く映らなくなったのだ

急いで、ドコモショップに駆け込んだ

「ガラケーはもう製造していない」との事でとうとう

ガラケーとスマートフォンの間のガラホって奴にした

畜生

いよいよ、年貢の納め時がやって来た

SIMカードやら全てを変える破目になったから、偉い時間が掛かったよ

見た目はガラケー

中身もガラケー

その正体は、少しだけ機能がスマートフォンっぽい代物らしい

ガラケーとスマートフォンの合の子みたいな物で、きっと、年配の方とか僕の様な機械音痴に優しい、らくらくスマートフォンとかに近いのかな

それとも、また違う物なのかな

でも、何にしてもまだ、全然、使い方に慣れない

どうせ、電話掛けるのと、メール打つのと、日記書く以外は殆ど使わないからいいのだけれど

それにしても、こうやって書いていても、今まで以上に物凄く日記が書き難い

実にフラストレーションが溜まる

しかも、やっぱり、ラインは出来ないっぽい

いや、一生懸命セッティングを頑張れば、どうやら、ラインも出来る様にはなるみたいだ

出来ても恐らく、僕はやらないけどね

先ず、「アプリを起動させる」とか、ちょっと何言ってるのか意味が分からない

大体、アプリって何だ

そこから説明してくれよ

随分と昔に、ガラケーに電子マネーのSuicaとiDをインストールさせるだけで、今は亡き弟子の力を借りて死に物狂いだったと云うのに

だから、インストールって何だよ

高等技術過ぎて、石川智晶さんの歌でしか知らないよ

あっちは「アンインストール」だったけど


12:01 | - | - | - |
2018.09.06 Thursday

678

いや、時代なんだな
今週末の九月八日、国立劇場大劇場で催される藤盛会東京支部舞踊会の夜の部にて
僕は先月に広島の藤華会でも踊った長唄「新曲浦島」を、東京では十何年振りかで踊る訳だが
その藤盛会東京支部と云う日本舞踊家元藤間流の組織でもFaceBookのアカウントを持っているそうで、一昨々日の歌舞伎座での公演が終わった時に、役員の先生方に「家元からも動画で告知を」と頼まれたので、短い宣伝を撮った
皆さんもそれを見て、尚且つ、明後日の土曜日には国立劇場大劇場に観に来て頂ければ、一層、有難い
昼の部、夜の部共にヴェテランの先生方から若手まで、一生懸命に勤めているので、是非、お願いしたい
しかし
話は変わるが、驚くべきは僕が藤盛会東京支部がFaceBookのアカウント等を持っている事を知らなかった事だ
とんと、SNS関連、と云うか、インターネット回りに疎いからな
ひょっとしたら、Twitterのアカウントとかも持っているのかも知れない
日本舞踊にもそう云う波か
時代とは、早く流れている物なのだな
先日の文藝春秋さん主催の西森秀行さんとのトークショーでも、例え、それが行く行くは消滅するかも知れない絶滅危惧種的な
如何に古い考え方を頑固に守りたいタイプの人間なのかを、僕も西森さんも、お客さんも、自他共に改めて再確認した所だけれども
歌舞伎役者や日本舞踊家でも、物凄い人数がやっているみたいだし、僕もやってみようかな、SNS
いや、そんな、誰とも知らぬ赤の他人と友達面してコミュニケーション取ったり、善意振った我意の押し付けや、堂々と見当違いの恥を表に垂れ流しながらかき続ける可能性が有る、なんて事は、僕にはみっともなくて堪えられないし、無理だからやめておこう
坂東彦三郎さん、亀蔵さん兄弟や、清元雄二朗さん達からも「君は恐らく、SNSには向いていないから、やめておいた方がいい」と、言われているし
大体、“このホームページもSNSの中と云う括りに当て嵌まるのかどうか”も分かっていないから、日記のコメント欄も怖くて開いていない僕なのだから
最後に
上にも書いた通り、先月に行った広島では西日本集中豪雨
そして、今日は朝方、北海道で大変な地震が起きたらしいじゃないか
僕が知ったのは今日の舞台を終えた後だったよ
最近、こんな事が多いね
北海道にいらっしゃる藤間流の門弟の方々、知り合い、友人
そして、勿論、北海道に住んでいる全ての方々の無事を心から願って止まない


16:21 | - | - | - |
2018.09.02 Sunday

677

今日、歌舞伎座にて秀山祭九月大歌舞伎の初日が開いた
開いたと言うか、今、まさに昼の部絶賛開演中な訳だが
僕が出演している「祇園祭礼信仰記」は、さっき、無事に終演した
僕自身が演じている松永大膳久秀に、お客さんからの想像以上の大きなリアクションが有ったのも嬉しかったけれども
今日はそれ以上に
自分の事以上に、中村福助の兄さんが病に倒れてから約五年振りの復帰
そして、その復帰された兄さんへの満席のお客さんからの温かく、大きな拍手に感無量だ
正直、福助の兄さんが登場した時は、鳴り止まない拍手に、舞台裏で出番を待ちながら、感極まって涙が溢れそうになってしまった
大膳と云う悪の役を演っている身としては不覚ながらもね
御子息の中村児太郎さんも懸命に舞台を勤めている
優しいお客さんで本当に有難い
福助の兄さん、児太郎さん親子はファンに愛されているな
“愛される”と云うのは、努力では補えない天性の才能
歌舞伎役者はそれが一番大事
あんなに、待っていて、応援してくれるんだもの
その才能を持ち合わせていない僕からしてみたら、羨ましい
今日、観に来てくれた友人も、楽屋に来て『客席も凄い盛り上がりの「金閣寺」だった』と、言ってくれたよ
まだ、初日が開いた所だから、自分の大膳の事に関しては課題は多々有れども
それをさて置いても、何は兎も有れ、いい初日だと思う
明日からもこの気持ちを胸に留めて舞台に出て行きたい
そして、福助の兄さんが一ヶ月、体調を崩さずにいらっしゃれる様に
一日、一日、より一層、元気になられる様に
切に願う
願わくば「仮名手本忠臣蔵」の寺岡平右衛門、お軽兄妹をまた一緒に演りたいな
あの月の「七段目」は心底、楽しかった
後輩の僕が言うのは何とも生意気でおこがましいが、年下の頼りない兄からしてみても、本当に可愛い妹だった
いつかまた、是非

14:18 | - | - | - |
2018.09.01 Saturday

676

良く良く考えてみれば
前月、名古屋の中警察署で一日署長をやらせて貰った時に、現地の名古屋ラシック三越店から、次の仕事のCBCの放送局までパトカーで送って頂いたのだけれど
今年は三月に尿管結石で、東京で救急車で運ばれた訳で
一年の内で救急車とパトカーに乗るなんて、あまり無い経験だと思うのだ
これで、年末までに消防車に乗る機会が有ればコンプリートなんだけれどな
これはなかなか難しいか

16:53 | - | - | - |
2018.08.18 Saturday

675

今日は広島泊り
明日は広島市文化交流会館(旧厚生年金会館)で藤華会舞踊公演と云う舞踊会に出演して長唄「新曲浦島」を踊る
立唄は杵屋直吉先生、立三味線は杵屋勝国先生、心強く力が入る
以下、唄は松永忠次郎さん、杵屋巳之助さん、吉村辰三郎さん達
三味線は、杵屋美治郎さん、松永忠一郎さん、今藤政十郎さん達
鳴物にも藤舎呂秀さんを始め、藤舎円秀さん、望月太津之さん、堅田新十郎さん達と、普段から気心の知れてる人が多いから頼もしいね
さっき、会館で稽古をして、今、ホテルに帰って来た
これから復習と、今後の予習
明日、踊ったら、新幹線に飛び乗って東京に帰る予定
思い出が深いし、広島にはいいイメージしか無いから、滞在出来るだけでも満足な土地
先日の西日本豪雨で甚大な被害を被った場所の一つであるだけに、まだまだ、そんな余裕は無いのだろうけれども、こう云う舞踊公演等が「出演者、観劇して下さる皆さんの心の拠り所に少しでもなる事が出来れば」と、考えている
東京に帰って、明後日の二十日には、ほぼ二ヶ月養生した筈なのに、薄紙を剥がす様に良くなっている気はする物の、まだまだ完全には治り切っていない左膝にブロック注射を射ちに病院へ行って来る
お医者さんが言うには「もう一生、痛みが全く無くなる事は無さそう」だから、巧くこの厄介者と付き合って行く方法を考えて行かなければならない様だ
残念ながらね
来週、二十二日からは来月の歌舞伎座、秀山祭九月大歌舞伎で演じる「祇園祭礼信仰記」の松永大膳久秀を松本白鸚の叔父さんに固めて教えて頂く
高麗屋の叔父さんは、御挨拶に伺った時に、早速「人間ではあるが半分怪物の様な役、こう云う役は、何が有っても動じない大きく構えている度量が必要だ」と言って下さった
悪とは云え英雄的スケールの無い、器の大きくない僕からしてみると、今までにあまり経験していない難役だけれども、稽古して頂けるのが怖いながら、とても有難く楽しみだ
相手役に指名して下さった、此下東吉実は真柴筑前守久吉の中村梅玉の兄さんに喰らい付いて行ける様に勉強する
また、中村福助の兄さんがこの狂言で復帰なさるのも嬉しいし、そこに参加していられるのは二重の喜び
また一つ、大きなチャレンジ
来週末、二十五日は文藝春秋さん主催のトークショーを盟友の一人である脚本家、演出家の西森英行さんと共にやる
一番近々に七月中旬に歌舞伎座で山崎咲十郎さん、戸部和久さんとやったトークショーが割と砕けた感じの構成だったので、今回は少しかっちりした話もしたいね
また、お客さんが来てくれるといいんだけれど
そして、再来週の二十六日、二十七日は再来月、十月の名古屋で催される御園座新劇場開場記念
第四十九回吉例顔見世の宣伝に名古屋に行って来る
二十六日は坂東彦三郎さん、亀蔵さん兄弟、中村梅枝さん、萬太郎さん兄弟と一緒に大須商店街を御練り、大須の萬松寺で成功祈願をしたり
また、二十七日は萬太郎さんと一緒に、栄の中警察署の一日署長をやってみたり、と、慣れない事もやってみる
他にもTVやラジオにPRしに行ったりと、両日共に結構、予定が詰まっている
それらのPRで十月の御園座に一人でも多くのお客さんが集まって頂けるならば有難いと思っている
段々と秋から年末に向けて、慌ただしくなって来るな

20:46 | - | - | - |

▲top