尾上松緑、藤間勘右衞門の日記

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2018.08.18 Saturday

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今日は広島泊り
明日は広島市文化交流会館(旧厚生年金会館)で藤華会舞踊公演と云う舞踊会に出演して長唄「新曲浦島」を踊る
立唄は杵屋直吉先生、立三味線は杵屋勝国先生、心強く力が入る
以下、唄は松永忠次郎さん、杵屋巳之助さん、吉村辰三郎さん達
三味線は、杵屋美治郎さん、松永忠一郎さん、今藤政十郎さん達
鳴物にも藤舎呂秀さんを始め、藤舎円秀さん、望月太津之さん、堅田新十郎さん達と、普段から気心の知れてる人が多いから頼もしいね
さっき、会館で稽古をして、今、ホテルに帰って来た
これから復習と、今後の予習
明日、踊ったら、新幹線に飛び乗って東京に帰る予定
思い出が深いし、広島にはいいイメージしか無いから、滞在出来るだけでも満足な土地
先日の西日本豪雨で甚大な被害を被った場所の一つであるだけに、まだまだ、そんな余裕は無いのだろうけれども、こう云う舞踊公演等が「出演者、観劇して下さる皆さんの心の拠り所に少しでもなる事が出来れば」と、考えている
東京に帰って、明後日の二十日には、ほぼ二ヶ月養生した筈なのに、薄紙を剥がす様に良くなっている気はする物の、まだまだ完全には治り切っていない左膝にブロック注射を射ちに病院へ行って来る
お医者さんが言うには「もう一生、痛みが全く無くなる事は無さそう」だから、巧くこの厄介者と付き合って行く方法を考えて行かなければならない様だ
残念ながらね
来週、二十二日からは来月の歌舞伎座、秀山祭九月大歌舞伎で演じる「祇園祭礼信仰記」の松永大膳久秀を松本白鸚の叔父さんに固めて教えて頂く
高麗屋の叔父さんは、御挨拶に伺った時に、早速「人間ではあるが半分怪物の様な役、こう云う役は、何が有っても動じない大きく構えている度量が必要だ」と言って下さった
悪とは云え英雄的スケールの無い、器の大きくない僕からしてみると、今までにあまり経験していない難役だけれども、稽古して頂けるのが怖いながら、とても有難く楽しみだ
相手役に指名して下さった、此下東吉実は真柴筑前守久吉の中村梅玉の兄さんに喰らい付いて行ける様に勉強する
また、中村福助の兄さんがこの狂言で復帰なさるのも嬉しいし、そこに参加していられるのは二重の喜び
また一つ、大きなチャレンジ
来週末、二十五日は文藝春秋さん主催のトークショーを盟友の一人である脚本家、演出家の西森英行さんと共にやる
一番近々に七月中旬に歌舞伎座で山崎咲十郎さん、戸部和久さんとやったトークショーが割と砕けた感じの構成だったので、今回は少しかっちりした話もしたいね
また、お客さんが来てくれるといいんだけれど
そして、再来週の二十六日、二十七日は再来月、十月の名古屋で催される御園座新劇場開場記念
第四十九回吉例顔見世の宣伝に名古屋に行って来る
二十六日は坂東彦三郎さん、亀蔵さん兄弟、中村梅枝さん、萬太郎さん兄弟と一緒に大須商店街を御練り、大須の萬松寺で成功祈願をしたり
また、二十七日は萬太郎さんと一緒に、栄の中警察署の一日署長をやってみたり、と、慣れない事もやってみる
他にもTVやラジオにPRしに行ったりと、両日共に結構、予定が詰まっている
それらのPRで十月の御園座に一人でも多くのお客さんが集まって頂けるならば有難いと思っている
段々と秋から年末に向けて、慌ただしくなって来るな

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